Amber Times ~琥珀色のあるこほる~


~Barと云ふものは、琥珀色に満ちてゐる。

其れは時にウヰスキーのやうなアルコホルの色であり
其れは時にBarを照らすやうなラムプの色であり
其れは時にBarを支えるやうなカウンタァの色である。

Barで過ごす時間が琥珀色に彩られてゐるのは
すなはち時間其のものが、Barという琥珀に囚はれたために他ならない。

Barと云ふものは、琥珀色に満ちてゐる。~

酒呑絶句 三月廿四日

吾嘗訪時旧師居 歓談忘却過光陰

星霜如光条一閃 刹那亦悠久無尽

              大海水 謹詠
吾嘗て旧師の居を訪ねし時 歓談し光陰過ぐるを忘却す

星霜は光条一閃するが如く 刹那も亦悠久無尽なり


さて、4月と云ふ月は年度の始まりであり、色々と環境の変はる月でもある。
斯く云ふ小生も、やうやく半分住所不定無職の身から脱する事が叶い、晴れて四月より宮仕へを再開する事と相成つた。

色々と忙しくなる前に、各方面への挨拶を済ませておかうと思ひ、大学時の師であるT教授を訪ね、後に小学~中学時代の師であるS先生を訪ねた。

T教授とは凡そ5年。S先生とは実に15年以上ぶりの再会となる。
然し思つたよりも変はつてをられない事に安心しつゝ、
其れだけ長くご無沙汰してゐた事を反省。

其れにしても、積もる話が在れば驚くほどに時間というものは過ぎて往くものだ。
近況の報告、当時の同級の消息、此れからの予定など、話題は尽きないものである。

T教授やS先生と語った凡そ五時間があつと云ふ間ならば、ご無沙汰をしてゐた十五年と云ふ歳月もまた一瞬のやうなものだらう。

柄にも無く、“一炊の夢”と云ふ言葉を思い浮かべたので、冒頭の七言絶句“もどき”を弄した次第である。

Ron Zacapa Centenraio 23 Y.O.をちびりちびりとやりながら、
過ぎ去りし歳月に思いを馳せる。

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どうせ人生一炊の夢ならば、せめて酔生夢死のやうな生き方をした方が
小生のやうな呑んだくれにとつては幸せではあるまいか。

テーマ : お酒
ジャンル : グルメ

コメント

§ 雪降る四月

 先日はわざわざお越しいただき、楽しいひとときをありがとうございました。
 美しい琥珀色の数々を見ているだけで、様々なシーンと言うか、懐かしい昔を思い出されるものです。30年、40年前の失いかけていた人生の一部分が甦ってきたりしています。先日お会いしている間に思い出せなかったジンは、ジントニックで有名になった「GORDON'S」でした。
 ところで、14日の楽しみな時間は、また我が家で過ごしましょう。素人ながらジンベースのカクテルなども飲みながら。お待ちしています。
 さて、年度も替わり新たな1年がスタートしています。プロパーとしてのご活躍を期待しております。

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